概要
- カテゴリー
-
- なし。
- 配置できる場所
-
tr
要素の子として。
- 内容モデル
-
- Flow content。ただし、
header
要素、footer
要素、Sectioning content、Heading contentのいずれをも子孫に含んではならない。
- Flow content。ただし、
- 属性
-
- グローバル属性
abbr
→他の文脈において参照される場合の当該見出しセルの代替ラベルとなるテキスト。通常は、見出しセルの内容の略称(音声ブラウザでセルを読み上げるときに対応する見出しセルを逐一読み上げるものがあるため)。colspan
→0を除く1000以下の非負整数。当該セルがどれだけの列をまたがる1セルとなるかを指定する。デフォルトは、1
rowspan
→65534以下の非負整数。当該セルがどれだけの行をまたがる1セルとなるかを指定する。デフォルトは、1
。0
の場合は、所属行グループ内における縦方向の残りの行すべてにまたがることを意味する。headers
→th
要素のid
属性値を、半角スペース区切りで複数指定可能。当該セルに対応する見出しセルを指定する。ただし、自身を指定することはできない。scope
→値は下記のとおり。どの方向のどの範囲のセルに結びつく見出しセルなのかを定義する。row
→行。col
→列。rowgroup
→行グループ。当該見出しセルが行グループに固定されている場合のみ指定可。colgroup
→列グループ。当該見出しセルが列グループに固定されている場合のみ指定可。
- HTML構文におけるタグの省略
-
- 終了タグ→一定条件で可。
- WAI-ARIA
-
role
が(デフォルトでそうである場合も含めて)table
のtable
要素の子孫である場合は、role
がgrid
又はtreegrid
のtable
要素の子孫である場合は、- そうでない場合は、
- すべての
role
が指定可能。
- すべての
colspan
属性が指定されている場合は、aria-colspan
属性を指定すべきではない。colspan
属性値と合致しないaria-colspan
属性値を指定してはならない。rowspan
属性が指定されている場合は、aria-rowspan
属性を指定すべきではない。rowspan
属性値と合致しないaria-rowspan
属性値を指定してはならない。
- 視覚系ブラウザのデフォルトとして期待されるCSS
-
th { display: table-cell; unicode-bidi: isolate; padding: 1px; vertical-align: inherit; font-weight: bold; }
- 意味・用法
-
テーブルの見出しセル(行又は列のラベルとなるセル)を表す。
アクセシビリティ関連
- アクセシビリティ支援技術向け:
abbr
属性、scope
属性、headers
属性(Techniques for WCAG 2.1 : H43, H63, F90)。
私見・補足
th
要素をa
要素で囲んでしまうと、tr
要素の内容モデルに抵触する。th
要素をまるごとリンク化するなら、th
要素の内容をa
要素で囲む。
表示確認
table
要素を参照。