概要
- カテゴリー
-
- なし。
- 配置できる場所
-
html
要素の最初の子として。
- 内容モデル
-
- 0個以上のMetadata content。ただし、下記の条件をすべて満たさなければならない。
title
要素の省略が許される例外:当該HTML文書がiframe
要素のsrcdoc
属性値として記載されているものである場合、又は、タイトル情報がより高いレベルのプロトコルで確実に入手可能な場合(例→HTMLメールでメールに件名情報がある場合)。
- 他の要素の規定による制限
charset
属性又はhttp-equiv
属性で文字エンコーディングを指定するmeta
要素は、どちらか一方を1個以下しか配置できない。また、この配置はHTML文書の先頭から1024バイト内でしなければならない。- 当該HTML文書が
iframe
要素のsrcdoc
属性値として記載されているものである場合は、charset
属性又はhttp-equiv
属性で文字エンコーディングを指定するmeta
要素を配置してはならない。
- 属性
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- グローバル属性
- HTML構文におけるタグの省略
-
- 開始タグ→一定条件で可。
- 終了タグ→一定条件で可。
- 視覚系ブラウザのデフォルトとして期待されるCSS
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head {display: none;}
- 意味・用法
-
HTML文書のメタデータの集まりを表す。
アクセシビリティ関連
- アクセシビリティ支援技術向け:子要素たる
title
要素による適切なタイトルの設定(Techniques for WCAG 2.1 : G88, H25, F25)。子要素たるlink
要素によるナビゲーションの提示(Techniques for WCAG 2.1 : H59)。
私見・補足
多くのMetadata contentがFlow contentにも属していたりして(あるいは、関連仕様で、Flow contentになっていたりして)、body
要素内にも配置できちゃったりするので、head
要素の独自の意義が薄れているような気がしないでもない。