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style要素:HTML Living Standard各要素別メモ

概要

カテゴリー
配置できる場所
内容モデル
  • スタイルシート言語であるtext/cssコードテキスト
  • 書ける文字等に制限がある(style要素終了タグに該当する文字列は書けない)。
属性
  • グローバル属性
  • mediaスタイルシートの適用対象を指定するメディアクエリデフォルトは、all
  • blocking→値は下記のとおり。半角スペース区切りで複数指定可(現状一種類の値しか指定できないので意味はない)。読み込む際に何を阻止するかを指定する。
    • renderレンダリングを阻止する。この状態は、スクリプトで解除処理をするか、閲覧文脈への接続が切断されるかのいずれかによって解除される。
  • title属性がある場合は、代替スタイルシートのセットを定義する。
HTML構文におけるタグの省略
  • 省略不可。
WAI-ARIA
  • すべてのrole及びすべてのaria-*属性は指定不可。
視覚系ブラウザデフォルトとして期待されるCSS

  style {display: none;}
  
準拠チェッカーに対する規定
  • style要素に廃止されたtype属性が指定されていても、その属性値text/cssである場合に限り、エラーとはせずに警告にとどめることが許容される。
意味・用法

HTML文書スタイルシートを埋め込むことを、著者に許す。

閲覧者に対しては、内容は表示されない。

私見・補足

一般的なHTML文書では、スタイルシートが機能しなくても基本的な情報は読めるようにしておくのが基本である。

内容モデルの「書ける文字等に制限がある」について→普通にCSSを記述している限りでは、抵触する可能性は低い(CSSでは自由にテキストが書ける部分は少ないので、その部分で気を付ければいいだけ)。