概要
- 配置できる場所
-
- 上記カテゴリーの要素が置ける場所。
- 内容モデル
- 属性
-
- グローバル属性
value
→データたる内容テキストをコンピューターに理解できる書式に変換して記載。必須。
- HTML構文におけるタグの省略
-
- 省略不可。
- 意味・用法
-
当該要素の内容を、
value
属性値により機械可読形式で指定する。値が日付又は時刻に関連する場合は、より具体的な
time
要素を代わりに使用することができる。
私見・補足
コンピューターに理解してほしいデータを表す。
データたる内容テキストは人間可読の自然言語で書き、value
属性値にはコンピューターに理解できるように特定の型・仕様等に沿った機械可読形式に変換して当該データを埋め込む(「人間可読と機械可読の使い分け例」を参照)。
データが時点・時間等の場合は、time
要素を用いる方がより適切。
RDFaのcontent
属性と機能がかぶるところもあり、この要素自体の意義は半減といったところ。
データの種類やvalue
属性値書式の型・仕様等を指定するために特に設けられた属性は存在しない。ウェブサイト作成者だけがスクリプト等でそのデータを利用するなら、class
属性かdata-*
属性の属性値にそれを指定する。ユーザーエージェントにも理解してほしい場合は、Microdataのitemprop
属性値や、RDFaのproperty
属性にそれを指定するか、microformatsの仕様に沿ったclass
属性値を用いる。