概要
- カテゴリー
- 配置できる場所
-
- 上記カテゴリーの要素が置ける場所。
- 内容モデル
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- Void elementなので、内容はなし。
- 属性
-
- グローバル属性
- HTML構文におけるタグの省略
-
- Void elementなので、終了タグはなし。ただし、開始タグの末尾をスラッシュで閉じてもよい(
/>
)。
- Void elementなので、終了タグはなし。ただし、開始タグの末尾をスラッシュで閉じてもよい(
- WAI-ARIA
-
- デフォルト
role
は、なし。 - デフォルト
role
以外では、presentation
、none
を指定可。 aria-hidden
属性を除くすべてのaria-*
属性は指定不可。
- デフォルト
- 視覚系ブラウザのデフォルトとして期待されるCSS
-
br {display-outside: newline;}
注記:このようなCSSを定義している仕様は存在してない模様。
- ユーザーエージェントに対する特記事項
-
- 必ずしも「改行」でレンダリングする必要はなく、改行の代わりに、スペースを入れたり、色付きドットを入れたり、改行である旨の記号を入れたりするような形式でレンダリングしてもよい。
- 意味・用法
-
改行を表す。
実際にコンテンツの一部をなすような改行に対してのみ使用可。
例→詩文や欧米における住所表現など。
当該要素以外に何もない段落(≒一行)は、プレースホルダー空白行を表す(後日に内容を記載する予定とか、スクリプト等で動的に充填する予定とか)。
私見・補足
1個の段落(≒一行)を、段落構造を維持したままで複数行に分けてしまうという特殊な要素である。
単なる「装飾」じゃなくて、「意味」がある改行なのかどうかをよく吟味して使用すべし。
空白・改行をそのまま表示すべき整形済みテキストには、pre
要素を使用。
リスト形式の列挙事項には、ul
要素、ol
要素、li
要素を使用。
空白を空けたい場合は、前後の要素の上下margin
をスタイルシートで調整。
見た目だけ改行してればいい場合は、該当要素をスタイルシートで{display: block;
}にするか、div
要素で囲む。
表示確認
- ソース
-
日本国<br />東京都<br />千代田区<br />百条百丁目
- 表示結果
-
日本国
東京都
千代田区
百条百丁目